バスケ撮影Tips:シャッタースピードを上げることによって起きる問題第2弾です。ちなみに、屋内限定で発生する問題です。
それは、フリッカー。
蛍光灯やLEDなどの照明は、実は人間の目には見えないスピードで点滅しているらしいです。シャッタースピードを上げることでこの点滅が悪さをして、
明るさにムラができたり*1、
明るい部分と暗い部分の縞模様になってしまったりします*2。
画像はソニーのページからお借りしています。このページがわかりやすかったので詳しく知りたい方は是非読んでみてください!
で、対策としてできることはカメラのフリッカーレス/フリッカー低減機能をONにすること。ただ、この機能がついていないカメラも多いです。エントリー向けモデルにはないことが多いかもしれません。
フリッカーレス/フリッカー低減機能がない場合ですが、光源によって影響の大小はありそうですが、こういうものだと割り切って連写&暗い写真を捨てるで良いと思います*3!
↓きっとこんな感じになるんだろうなというイメージです。Lightroomで一部分を暗くしています。
※追記
実際にフリッカーレスONとOFFで連写をして比べてみました。
↓フリッカー低減なし
↓フリッカー低減あり
フリッカーレスOFFの方は3枚目と4枚目の画像が暗くなっているのがわかると思います。色味も若干変ですね。
写真の一部だけが暗くなるのかなと思ったのですが、全体的に暗くなりました。もしかしたら光源やシャッタースピード、センサーの性能などによって違うのかもしれないですね。こんな感じで全体的に暗いだけであればLightroomなどで露光の補正をすることももできそうです。
ちなみに、フリッカーレス/低減機能を常にONにしておくと、シャッターを押してから撮影までにラグが発生することがあるらしく、基本的には使うときだけONにするものらしいです。が、私は設定が面倒なので常にONです(笑)