バスケはカメラにとって光が不足気味の環境で撮影することが多いので、明るいレンズを使っていても暗めに撮れることが多いです。なので、私はLightroomで色を少し編集しています。そこそこ手間がかかるので、やらないときもあります。
私が普段やっている編集の基本的な部分と、大量の写真を効率よく編集する方法についてご紹介します。編集に使っているツールはLightroomです。画面右上で「現像」を選択すると右側に編集するためのツールが表示されます。
明るさ、色の編集
明るさの調整
まずは、明るさの調整です。バスケの写真は暗めに撮れていることが多いので少し明るくします。明るさに関する項目は右側のツールの上の方にまとまっているのでわかりやすいと思います。私がよくいじるのは下の4つです。
- 色温度
- 露光量
- ハイライト
- シャドウ
私もちゃんとは理解していないのですが(汗)、それぞれのバーを極端に動かしてみると、何を編集するための項目かがわかりやすいのでやってみてください。
まず、色温度は白が白になるところまで移動させます。下の例だとユニフォームが少し黄色っぽい気がするので少し青よりに倒します。この項目はやり過ぎ注意です。
次に露光量で写真全体を少し明るくして、ハイライトで悪目立ちしている明るい部分(体育館の床とか窓とか)を下げ、シャドウで黒く潰れている部分を少しだけ持ち上げます(髪の毛の質感がいい感じになる気がする)。ハイライトは大幅に下げて、シャドウは少しだけ持ち上げることが多いです。これだけでも、ちょっと写真が立体的になった感じがしませんか?

※左が元画像、右が編集後です。プレビューの左下のYYのボタンを押すと左右に表示されるようになります
色の調整
次に色の調整です。
黄色が悪目立ちしないように編集することが多いです。特に2階から撮影していると全体的に黄色くなってしまうことが多いような気がします。気のせいかな?
黄色は目立つ色なので、少し抑えてあげるだけでも全体のイメージがかなり変わってきます。とても簡単なので是非やってみてください!
色の編集は右側のツールの少し下の方にあります。
カラーミキサーという項目で「ミキサー」の方をクリック。各色の色相/彩度/輝度を調整できます。ここも詳しいことは分からなくても大丈夫で、黄色の彩度を落とします(鮮やかさを落として地味な黄色にする)。全体の色を確認しながらほどよいところに調整します。
元の画像(左)は床が悪目立ちしていると思いますが、編集後は床の存在感が抑えられて被写体が際立ったと思います^^

大量の写真を効率よく編集する方法
明るさと色の編集をすると写真の印象がかなり変わるのですが、バスケの大量の写真を1枚1枚編集していたら何時間もかかってしまいます。私は100点は目指さず、全体的に少ーしだけ良くすることを目標に、同期機能を駆使して効率化しています。
基準になりそうな写真を選ぶ
まずは、基準になる写真を選びます。写真を一覧でばーっと確認して、明るすぎず、暗すぎない写真を1枚ピックアップ。
選別は先に済ませておきましょう。以下で紹介していますので気になる方は是非読んでみてください。
選んだ写真を編集する
編集方法は上で紹介した通りです。
ここでのポイントはやり過ぎないこと。この写真の編集内容を全写真にコピーするので、例えば明るさを持ち上げ過ぎていると、もともと少し明るめの写真が明るくなりすぎて全体的に白くなってしまいます!
全ての写真に同期する
編集した写真が選択されている状態で(始めに選択されてる1枚が基準になります)、そのほかのすべての写真を選択します。
右側のツールバーの下のボタンが「同期」に変わるのでこのボタンを押して、選択したすべての写真に編集内容をコピーします。

この時点で全体を眺めてみて、もう少し明るくしたい/暗くしたいなどがあれば、微調整して再度同期すればOKです。これで全体的にまぁまぁいい感じになったと思います!
もう少しこだわりたい場合
もう少しこだわりたい場合は1枚1枚見て気になる写真だけ追加で編集をする場合もあります。特によく撮れている写真だけ見直すのも良いと思います。
このくらい明るくしてもいい感じ^^

まとめ
完全に自己流ですが、バスケ写真の編集方法についてご紹介しました。
Lightroomで編集できる項目は沢山あるので、気になるものを少しずつ触ってみるのが楽しいと思います。写真全体を見ながら違和感がない程度の調整をするのがコツだと思います。
体育館で撮影した写真が暗くてどれもイマイチに感じる方は、是非Lightroomで編集をしてみてください!
※RAW形式で撮影するともっといじれる幅が広がるのですが私はJPEGで撮影しています
ちょっと試してみたい場合はスマホ版(無料)がおすすめです!