体育館での撮影だと、どうしても暗めの写真になってしまうことが多いです。
でも、ひと手間かけることで劇的に写真の雰囲気がかわるので、お気に入りの写真を厳選して編集してみるのもおすすめです♪
Lightroom(スマホ版)
おすすめのアプリはLightroom。プロも使う画像編集ソフトです。PC版は有料なのですがスマホ版なら無料で使えちゃいます*1。一部使えない機能もありますが、これ、本当に無料でいいの?というレベルの編集機能が使えてしまうので、是非使ってみてほしいアプリです。
iPhoneなどスマートフォンの画像編集もありますが、Lightroomの方が綺麗に補正できます。
iOS
Android
インストール方法
- アプリをダウンロードする
- Googleなどのアカウントでサインアップ
- Adobe Premiumの無料入会画面が表示されるので、右上の×ボタンで閉じる
おすすめの編集方法
この写真を編集していきます。
カメラ:Nikon D7500
レンズ:Tamron SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2
SS 1/800, F2.8, ISO800
明るさの調整
まずは明るさを調整します。
- 画面下のメニューバーからライトを選択
- 露光を肌の色がいい感じになるまであげてみます
- シャドウを少し引き上げて、影になっている部分を明るくします
- ハイライトを下げて周辺の明るさを抑えます
操作しながら丁度良いところを探します。暗幕を引いていない体育館だと、床や壁に光が反射していて、露光を上げると周辺が明るくなりすぎます。そのため、ハイライトを下げてバランスを取ると良い感じになることが多いです。
ノイズ除去
ISO感度が6400を超えてくるとノイズが目立つようになります。気になる場合はLightroomで補正することができます。
- 画面下のメニューバーからディテールを選択
- ノイズ除去のスライダーを右に動かしてノイズを除去
やりすぎると立体感がなくなってのっぺりとしてしまい、あからさまに“補正しました!”という写真になってしまうので、少し除去するくらいが良いと思います。
ノイズ除去したときは、あわせてシャープネスの引き上げをしています。のっぺりしてしまった絵が引き締まる気がするので。気のせいかもしれません(汗)
シャープの設定はノイズ除去から少し下にスクロールしたところにあります。
カラーの調整
最後にカラーの調整です。
体育館だと実際に目で見ていたより黄色よりに写ることが比較的多いです*2。
今回のサンプルは奇跡的に良い色で撮れているのですが、編集例ということで編集してみました。
- 画面下のメニューバーからカラーを選択
- 色温度を調節
スライドバーを左に動かすと黄色味が抜けて、段々と青みがかった色になっていきます。
スライドバーを右に動かすと、黄色味が増していきます。
好みの色味があると思うので、黄色みをなくしてクールに仕上げるもよし、黄色みを残して温かい感じを出すのもよし、当日の体育館で実際に見えていた色に近づけるもよしだと思います^^
まとめ
ちょっと暗めだった写真が自分好みの仕上がりになりました♪
せっかくよいシーンが撮れたのに、明るさや色味が残念だなと思った時は画像編集をしてみると写真が甦るかもしれません^^
<編集前>
<編集後>