中級編では、レンズを購入して一眼レフカメラでのミニバス・バスケ撮影がラクに楽しくなったお話をしたいのですが、その前にカメラとレンズの知識のお話です。お題はセンサーサイズ、焦点距離、レンズの種類について。中級編でご紹介したい明るいレンズと切っても切れない話題になります。
センサーサイズ
初級編でこんなことを書きました。
そもそも写真って何だ?
カメラにはレンズがついてますよね。レンズを通してカメラに入ってくる光が写真の元です。
シャッターを押すと、そのタイミングで光を取り込む入口が一瞬開いて、閉まります。このときにカメラに届いた光で写真はできているんですね。
カメラに届いた光を受け取るところセンサーです。どんなカメラにもセンサーがついています。センサーにはいろいろなサイズがあるみたい。一眼レフ/ミラーレスでは3つのサイズが主流のようです。
- フルサイズ
- APC-S
- マイクロフォーサーズ
この中ではフルサイズが1番大きくて、マイクロフォーサーズが1番小さい。ちなみに、iPhoneにはもっと小さなセンサーが入っているそうです。一般的には、センサーが大きい方が高価でカメラの大きさも大きくなります。
フルサイズは昔のフィルムのサイズだそうです。写ルンですを現像したときに返ってきてたフィルムのサイズを思い出すとイメージしやすいですね*1。
私が使っているNikon D7500のセンサーサイズはAPS-Cです。ご自分のカメラのセンサーサイズを公式サイトなどで確認してみてください。初心者向けのカメラはAPS-Cかマイクロフォーサーズが多いと思います。
焦点距離
焦点距離というのはカメラではなくレンズのお話。
レンズに「18-55mm」のような数値が記載されていると思います。これがレンズの焦点距離。ミニバス撮影においては、数字が大きくなるほど遠くのものを写せると理解すれば大丈夫だと思います*2。
このレンズは18-300mm。これ1本で近くから遠くまで写せる超便利なレンズです
やっかいなのが、焦点距離が同じでもセンサーサイズによって写り方が違うという点。フルサイズよりAPS-Cの方が大きく写り、マイクロフォーサーズは更に大きく写ります。
ネットなどでレンズの情報を参考にする際は、同じセンサーサイズのカメラを使っている人の情報を参考にするか、センサーサイズによる差を考慮して考える必要があります*3。ややこしい(汗)
ズームレンズと単焦点レンズ
最後に、レンズの種類について。
カメラを購入したときにセットになっているレンズはズームレンズです。今ではズームできるのが当たり前ですが、写ルンですにはズーム機能はありませんでしたよね。あんな感じでズームできないレンズを単焦点レンズといいます。
レンズに記載されている焦点距離も18-300mmのように範囲で記載されている形ではなく、固定数値になっています。このレンズは85mm。
このレンズを買う前は、「ズームできないレンズなんて何の意味があるのー?不便じゃん。撮れないじゃん。」って思っていました(笑)
単焦点レンズについては長くなりそうなので次の記事で紹介しようと思います。