ミニバスを撮ろう

カメラもバスケも知識ゼロから始めたママのミニバス&バスケ撮影ブログです。小学生、中学生のバスケ撮影のTipsをご紹介しています。

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初級編①カメラの基本のキ。いつか理解したい3つの要素。

今回は初級編①として、いつか理解したい一眼レフカメラの3つの要素、F値/シャッタースピード/ISO感度について。

 

今日はこの3つの要素についてごくごく簡単に説明してみようと思います。厳密には違うところもあると思いますが、私はこんな感じで理解してるという内容です。バスケで一番大切なシャッタースピードについては次回より詳しく書いていこうと思います。

 

そもそも写真って何だ?

カメラにはレンズがついてますよね。レンズを通してカメラに入ってくる光が写真の元です。

シャッターを押すと、そのタイミングで光を取り込む入口が一瞬開いて、閉まります。このときにカメラに届いた光で写真はできているんですね。

ソニーの公式サイトから画像をお借りしています。(シャッター速度とSモード 

シャッタースピード(SS)

シャッタースピードはシャッターを押したときに入口が開いて閉じるまでの時間のこと。例えば、シャッタースピード1/500(秒)だと、人間の目ではわからないくらい一瞬だし、シャッタースピード1秒だと、1秒間開きっぱなしになります。

 

バスケのように動きの速い被写体を撮る場合、遅いシャッタースピードでは、カメラが絵を作っている間に被写体が動いてしまうのでブレた写真になってしまいます。

↓ シャッタースピード 1/50(秒)の例

 

シャッタースピードを速くすればブレなくなるのですが、体育館のようにあまり光のない環境では、カメラが絵を作るのに十分な光が届かず、真っ暗な写真になってしまいます。

↓ シャッタースピード1/800@かなり暗い体育館の例。よーく見るとゴールが写っています。(ちなみにF値は5.6)

 

F値(エフ値)

F値というのはカメラ本体の話ではなく、レンズのお話。レンズには絞りという物がついていて、取り込む光の量を調節できるようになっています。F値が小さいほど光を沢山取り込め、F値が小さいほど光が少なくなります。

ソニーの公式サイトから画像をお借りしています。

 

ちなみに、F値をどこまで下げられるかはレンズ次第。例えば、このレンズはAF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRというレンズです。製品名の赤字の部分が最小F値になります。レンズ本体にも、4.5-6.3という数値は書いてありますね。

一般的には最小F値が2.8以下のレンズは光を沢山取り込めるレンズと言われます。このレンズは最小F値が4.5から6.3なので(焦点距離による)、それほど多くの光を取り込むことができないレンズになります。

 

また、バスケ撮影で結構大事なのが被写界深度。ピントが合う奥行きの深さのことです。

F値が小さいほど被写界深度は浅くなり(ピントが合う範囲が狭くなる)、F値が大きいほど被写界深度が深くなります(ピントが合う範囲が広くなる)。

背景がボケた素敵な写真を見たことがあると思うのですが、F値が小さいとボケが作りやすくなります。↓の写真はF値2.0で撮影していますが、ボールの向こう側の白いラインがボケていますし、背景もかなりボケています。こんな感じでピントが合う範囲がめっちゃ狭くなるんですね。

 

ISO(アイエスオー/イソ)

写真の明るさは基本的に上に書いたシャッタースピード×F値で決まります。ですが、どうしても光が足りない場面ってありますよね。そんなときにカメラ側でいい感じに明るさを補正してくれる(明るくしてくれる)のがISO。

数値が大きければ大きいほどカメラ側での補正が強くなります。

 

じゃ、大きくしちゃえばいいじゃない。って思うのですが、そういうことでもないんです。

 

だって、写真を作るのには十分な光がないけれど、無理矢理カメラで絵を作り出すのがISO。めっちゃありがたい存在ではありますが、自然な光で撮った絵よりもザラザラした感じになります。

でも、バスケ撮影においては正直全然気にならないし、スマホで見るならなおさら優先度の低い項目だと思っています。私もISOまで意識できるようになったのは、ついつい最近のこと(笑)

 

まとめ

カメラでは基本的にこの3つの値を設定して写真を撮ります。

多くの人が使っているオートやシーンモードは、カメラがこの3つの設定を自動的に決めてくれているんですね。

 

次回はバスケ撮影で一番大事なシャッタースピードについてのお話です。オートやシーンモードを抜け出して、シャッタースピードを自分で決める設定方法について書いていますので、よかったら読んでみてください^^

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